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毛根サイクルが乱れると抜け毛が過剰になるって本当!?

◆毛髪サイクルってどんなもの?

私たちの髪は約10万本もの毛で構築されているといわれています。
その成長サイクルは、成長期(約2~7年)・退行期(約2週間)・休止期(約3カ月)と大きく3つに分けることが
できます。
毛根は成長期の間絶え間なく伸び続け、退行期・休止期を迎えると成長をやめ、やがて抜けていきます。
毛髪は驚くことに、1日に平均で約100本も抜け落ちてしまいます。
抜け落ちたところからまた新たに毛髪が生えてくるこのサイクルのことを「毛髪サイクル」と言います。
毛髪サイクルは、健康的な頭皮な方でだいたい5~7年くらいです。

◆毛髪サイクルが乱れると私たちにどんな影響が出てくる!?

この毛髪サイクルが乱れると、私たちの髪や頭皮にどんな影響を与えるのでしょうか?
退行期間や休止期間は変わらず、成長期間だけが短くなると、成長しきれていない生えかけの毛髪や、抜け落ちた毛髪の割合が多くなってしまうため、頭皮全体で見たときに薄毛だと捉えられます。
では一体、毛髪サイクルは何が原因で乱れてしまうのでしょうか。
その原因を、薄毛・抜け毛の種類から見ていきましょう。

ちなみに…
この毛髪サイクルは、季節によって多少の変動があります。
紫外線が強くなる夏には頭部を守るために髪の量が多くなり(成長期毛の割合が多くなる)、紫外線が弱い秋~冬にかけては、髪の量が少なく(成長期毛の割合が少なくなる)なるのです。
夏が終わって秋に差し掛かったときに、急に抜け毛が増えるという経験をしたことがある方も少なくないと思いますが、それにはこんな理由があったからなのです。

【毛根サイクルが乱れる根本的な原因を知る】
さて、毛髪サイクルが乱れることによって薄毛になることはすでにお話ししましたが、そもそもなぜ毛髪サイクルが乱れてしまうのでしょうか?
ここからは脱毛症の種類とその根本原因をみていきましょう。

◆主に起こりうる脱毛症の種類と原因

・男性型脱毛症(AGA・壮年性脱毛症)…思春期以降に額の生え際が後退していき、頭部が薄くなっていくもの。最も現れやすいのは20代~40代。
 主な原因として、遺伝と男性ホルモンの影響が考えられる。

・円形脱毛症…前触れなく急に頭皮が円形に抜け落ちる。頭皮だけでなく眉毛・まつ毛などの体毛にも起こりうる。症状によっては、単発型・多発型・全頭型などに分類される。年齢や性別に関係なく誰にでも起こり得るもの。
 主な原因としては、自己免疫機能の異常が考えられる。

・女性型脱毛症(女性の男性型脱毛症)…頭部を中心に髪が薄くなっていくが、額の生え際は後退しないのが特徴。20代を過ぎた女性に多くみられる。閉経後に進行することも多い。
 主な原因としては、遺伝によるものと男性ホルモンが考えられる。女性ホルモンの減少も関与している可能性あり。

・枇糠性(ひこうせい)脱毛症または脂漏性(しろうせい)脱毛症…乾いたフケの場合は枇糠性で、ジクジクするような脂を多く含んだフケの場合は脂漏性と分類できる。
 主な原因としては、頭皮の炎症とともに一時的に脱毛することとされている。

・産後(分娩後)脱毛症…出産を経た女性に起こる脱毛。産後2~6か月頃の女性にみられる。
 主な原因としては、妊娠中に体内で豊富に作られていた毛髪の成長を促進する女性ホルモンが、出産後に平常値に戻るため、毛髪の成長が休止期に入るためだと考えられる。

主に上記のことが原因で脱毛が起こりうると考えられます。

遺伝にホルモンと、薄毛になるのは不可抗力ではないのかと不安に思われるかもしれません。
しかし、毛髪サイクルの乱れは「脱毛症別の主な原因十生活習慣状態」の両方に起因することが解明されてきています。
遺伝やホルモンが関係していることは間違いないですが、高血圧や糖尿病と同じ「生活習慣病」の側面もあるということを頭に置いておく必要があります。

日本では実は、第二次世界大戦後に薄毛人口が急増しました。
脂っぽい食事や糖分の多い飲料、スナック菓子、また、忙しさからくる睡眠不足、ストレス、さらには洗浄力の高いシャンプーなど、生活習慣がもうひとつの大きな原因と考えられるのです。

つまり、毛髪サイクルを整えるためには、生活習慣の改善が何よりも大切なのです。
そうは言われても、生活習慣の改善って具体的に何をどのようにしたらいいのかわからない…、という方もいますよね。
そんなあなたのために、ここからは「今日から実践できる、毛髪サイクルを正常に戻す3+1のポイント」をご紹介しますね。

【3+1の育毛習慣を身に着ける~その1 食生活を見直す~】
 
◆その1 いま現在の自分の食生活を見直してみる

実は、食生活と毛髪は非常に密接な関係で結ばれています。
なぜかというと、人は食事により身体の栄養を摂り、それが血液となり、その血液から毛髪は栄養を得て成長していくからです。

血液の周期は4ヵ月です。
正常な方で、一日20ccずつ作られ、4カ月後には汗や尿と一緒に排出されていきます。
つまり、4ヵ月前に食事として摂ったものが、時を経て現在の血液となり今の身体さらには今の毛髪を作っているのです。
脂質の多い食事や塩分の摂り過ぎ、甘いもの(糖分)の摂り過ぎは抜け毛・薄毛を招く要因となります。
毛髪はアミノ酸というタンパク質から作られるので、良質のタンパク質を意識的に取り入れるようにしましょう。

髪の主成分は、全体の約90%以上がケラチンというタンパク質でできています。
そのケラチンはシスチン・グルタミン酸・ロイシン・アルギニン・セリン・スレオニンアスバラギン酸・プロリン・グリシン・バリン燕・アラニン・フェニルアラニン・イソロイシン燕・チロシン・リジン・ヒスチジン燕・メチオニン・トリブトファンタといった18種類のアミノ酸から成り立っています。

健やかな毛髪を作り出すためのおすすめの食品としては、肉や魚などの動物性タンパク質、豆腐や味噌などの植物性タンパク質があげられます。
さらに、男性型脱毛症の原因である5αリダクターゼを抑制する亜鉛(牡蠣やレバーに多く含まれます)や、代謝をアップさせるビタミンB2(サバ・納豆など)とビタミンB6(サンマ・イワシなど)を摂取することもおすすめです。

【3+1の育毛習慣を身に着ける~その2 睡眠の質を考える~】

◆その2 毎日の睡眠の質を改めて考える

「睡眠不足は美容に害を与える」というのを聞いたことがある方は多いと思いますが、睡眠不足は髪にも悪い影響を与え、薄毛の原因の一つとなります。

髪と肌は主にタンパク質で作られているため、肌に悪影響を与えるものは髪にも悪く、肌にいいとされるものは髪にもいいものなのです。
毛髪は日々成長していますが、この形成に大きく関与しているのが成長ホルモンです。
成長ホルモンの分泌が多いほど、丈夫で健康的な髪が生えてきます。

この成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。
そのため睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減少し、毛髪の成長が活発にならず、結果として薄毛の原因となるのです。
成長ホルモンの最も多く分泌される時間帯は、午後10時から午前2時の4時間といわれています。
忙しくしている方は、毎日10時に就寝することは難しいと思いますが、時間に余裕のある日や休日にはこの時間帯に寝るように心がけていきましょう。

【3+1の育毛習慣を身に着ける~その3 自分なりのストレス発散法を考える~】

◆その3 日々うまくストレスを発散する方法を身に着ける

ストレスによって末梢神経の血流が悪くなってしまい、結果毛根にしっかりと栄養が届かなくなることがあります。
また、ストレスによって胃が痛くなるというのを聞いたり経験したことがありませんか?
胃痛のときは胃が正常ではないというSOSです。
機能が低下しているので、栄養を吸収したり髪の毛を作るために必要なタンパク質をうまく作りだすことが難しくなってしまいます。

ストレスは溜めずにうまく発散していかなければなりません。
おすすめの方法としては、ウォーキングなどの適度な運動やマッサージなどでリラックスする時間を作るというものです。
ウォーキングやマッサージによって血流が促進され、新陳代謝が活発になって抜け毛の予防防止が期待できます。

【3+1の育毛習慣を身に着ける~プラス1 正しい頭皮ケアを行おう~】

「頭皮の毛穴に汚れが詰まってはいけない! ! 」と、シャンプー時に力を入れて洗ったり、シャンプーブラシを使って、根こそぎ皮脂を洗い流そうとしていませんか?
よかれと思ってしている方が多いと思いますが、実はそれは大きな間違いです。
毛穴の汚れを無理にかき出そうとすると、かえって頭皮環境を悪化させる原因になっているかもしれません。
間違った頭皮ケアをしないためにも、まずは頭皮のしくみをしっかりと理解することが大切です。

◆頭皮を守る!表皮と真皮の役割とは?

表皮は、皮膚の3層構造の最も外側にある、薄くて丈夫な層を指します。
表皮の1番外側の部分である角質層は、水をはじき、傷などのない正常な状態でほとんどの細菌やウイルス、その他の異物が体内に侵入するのを防いでくれます。
この角質層の厚さはたったの0.02mm、ラップ1枚分の厚さしかありません。
表皮の下には、真皮があります。
真皮の中には神経終末、皮脂や汗の分泌腺、毛包、血管があります。
皮脂腺から分泌される皮脂には、皮層をうるおいのある柔軟な状態をキープする働きと、異物に対する保護膜としての働きがあります。

このように、表皮の角質層や皮脂による保護膜には大事な役割があります。
ゴシゴシと強く頭皮をこすったり、度を越えたシャンプーを続けると、表皮の角質層を傷つけたり、皮膚を根こそぎ洗い流す原因につながります。

長い間間違った頭皮ケアをしていると、頭皮はどんどん薄く弱っていき、元の健康な頭皮に戻るまでかなりの時間を要することになります。

頭皮環境は1日にしてならず!です!
正しい頭皮ケアを日々継続して行っていくことが大切です。

ここで1つの疑問が頭に浮かびます。
皮脂が頭皮にとって必要なものであれば、シャンプーの役割って一体何なのでしょうか。
その役割を詳しく見ていきましょう。

【3+1の育毛習慣を身に着ける~プラス1 正しい頭皮ケアを行おう2~】

◆何気なく使っているシャンプーの役割とは?

シャンプーとは、本来頭皮の汚れを落とすためのものです。
汗やほこり等の髪の毛の汚れはお湯で流すだけで十分キレイに落ちますが、頭皮は皮脂の分泌が最も多い場所なので、この皮脂を落とすためにシャンプーが必要となってきます。

もともとこの皮脂は髪の毛や頭皮を守るために重要な役割を果たすものです。
水分の蒸発を抑え、頭皮に潤いを、髪の毛にツヤやなめらかさを与えます。
また、常在細菌の活性化や雑菌の繁殖を防いでくれます。

しかし一方で、皮脂は空気に触れると酸化して痛むという特性があります。
古くなって酸化した皮脂は弱酸性から中性へと変化し、殺菌効果がなくなるばかりか、反対に常在最近や微生物の恰好のエサになってしまうのです。

また、酸化した皮脂は固まって毛穴を詰まらせ、髪の毛を細くしたり抜け毛の一因となります。
そのため、古くなった余分な皮脂を取り除くためにも、1日1回のシャンプーが必要になってきます。

ここでシャンプーの洗浄成分の違いを見ていきましょう。
シャンプーは、石油系・石鹸系・アミノ酸系の3つに分類することができます。

・石油系…比較的安価で手に入り、洗浄力が強い。肌に残ると悪影響を与え、環境にもあまりいいとは言えない。

・石鹸系…肌に優しく環境にも優しい。髪がきしむ・ごわつくといったデメリットもあり。

・アミノ酸系…肌に優しく環境にも優しい。洗い上がりはなめらかで髪がきしまない。比較的高価。

これらの3種類のシャンプーのメリット・デメリットを考えてうまく選ぶようにしましょう。

◆リンスの果たす役割とは?

リンスの語源は「Rinsing」であり、「すすぐ」という意味を持っています。
シャンプー剤が登場する以前は、石けんで頭を洗うことが主流でした。
石けんは人体に安全だというメリットもありますが、アルカリ性で脱脂力が強いことから、髪の毛がパサつく、ごわつく、きしむなどといったデメリットがありました。
そこでそれらの欠点を解消するために押すをお湯に混ぜてすすぎ、髪の毛を弱酸性の状態で保つようにしたのがリンスです。
しかし最近は、シャンプー剤自体が弱酸性だったり、シャンプー剤そのものに指通りをよくするためのコンディショニング成分が配合されているものも多くみられるようになり、必ずしもリンスが必要とは言えなくなりました。

【3+1の育毛習慣を身に着ける~プラス1 正しい頭皮ケアを行おう3~】

◆正しい洗髪方法でべストな毛髪を育てよう

①シャンプー前にお湯だけで予備洗いをしておこう
汗やほこりなどの汚れは、お湯ですすぐだけでも十分落ちてくれます。
よく予備洗いをすることによって、頭皮の負担も少なく済みます。

②シャンプーは手のひらで泡立ててからつけよう
濃い原液のまま、直接頭皮につけるとすすぎ残しの原因となり、逆にフケやカユミなど、頭皮のトラブルを招くことになってしまいます。

③指の腹を使って洗おう
指の腹を使って頭皮をやさしく、ゆっくり、下から上へ引き上げていくイメージでマッサージするように洗いましょう。
かゆいと感じていても、爪を立ててゴシゴシ洗うのはNGです。
強力な整髪料を使っている場合は2度洗いがおすすめです。
1度目は整髪料を落とすことをメインと考えて髪を洗い、2度目は頭皮を洗います。

④十分すぎるほどよくすすぐ
シャンプー剤が頭皮に残っているとフケやカユミ、抜け毛の原因になってしまいます。
たっぷりのお湯でしっかりと流して下さい。
シャワーで1分半以上を目安としてください。
リンスやコンディショナーもしっかりと十分にすすいで下さい。

⑤優しく押さえるようにタオルドライ
ゴシゴシと前後左右に強く動かすのはNGです!
タオルで髪の根元を優しく押さえるようなイメージで水分をしっかり拭き取ります。

⑥自然乾燥はNG!
濡れた髪の毛はドライヤーを使って、すばやく乾かすようにしましょう。
頭皮が濡れたままだと、雑菌の繁殖が進み、フケやカユミ、抜け毛の原因になりかねません。
また頭皮が冷えて血行不良を起こしやすくなります。
頭皮からドライヤーを20cm以上離し、1ケ所に長時間当てないようにドライヤーを揺り動かしながら、髪全体をすばやく乾かしましょう。

ここまで抜け毛の種類とその原因と解決策を考えてきました。
ここからはみなさんが抱いている疑問を1つひとつ解決していきましょう。

【Q1.抜け毛が減らないときはどうしたらいい?】

シャンプーを変えたら抜け毛が増えてしまった…ということは珍しくありません。
ただし、これは頭皮がシャンプーに適応するまでの一時的な反応とも考えられます。
個人差がありますが、これは「好転反応」と言われるものです。

シャンプーを変えたときの好転反応としては、

・髪の毛がパリッとする
・頭皮がかゆくなる
・出来物が生じることがある
・フケが出る
・抜け毛が増える
・頭皮が赤くなる

などが考えられます。

これらの症状は使用後2週間程度で治まることが多いです。
様子を見て症状が治まらない場合は、いったん使用を停止して数日経ってからもう1度使うこをおすすめします。

【Q2.1度のシャンプーで髪が大量に抜けてしまうのはなぜ?】

シャンプーをしたときに髪が何十本も抜けてしまってゾっとした経験はありませんか?
排水溝に溜まった髪の毛を見て心配になる方もいると思いますが、髪は1日で平均100本は抜け落ちると言われています。
シャンプー時には50~80本抜けると言われているので、大量に抜け落ちたと落ち込む必要はありません。

それよりも気にしていただきたいのは抜け毛の状態です。
産毛のような細くて短い毛が抜けていることが多い場合は、毛髪サイクルが乱れている可能性があります。
毛髪サイクルを正常にするために、正しいシャンプー法を心がけてくださいね。

【Q3.抜け毛は減ったけれど、新しい髪が生えてこないのはなぜ?】

新しい髪が生えてこないのは、毛髪サイクルの成長期(毛細血管から、髪を作る栄養が毛乳頭に送られ、髪を作っていく時期)の働きが十分に整っていないからだと思われます。
真皮部分にある毛細血管から毛乳頭に十分な栄養を届けられるようになると、新しい毛が生えやすくなり、また生えてきた髪が丈夫になってきます。
そのためには、髪の元となるアミノ酸を摂取する食事を心がけてください。
成長ホルモンの分泌がしっかりと行われるように夜は早めに就寝するようにしましょう。

【落ち着いていた抜け毛が急に増えたのはなぜ?】

身体の状態や体質の変化によって、今まで大丈夫だったものが突然合わなくなることは十分に考えられます。
もし急に抜け毛が増えたようなときに、1番考えられるのは季節性です。

髪は夏の終わりから秋にかけて多く抜け落ちます。
これは、夏の太陽(紫外線)から頭皮を守るために、夏前に毛髪が増えて夏が過ぎる頃に抜けるという季節変動があるためです。
夏のダメージで傷んだ頭皮が抜け毛を増やすとも言われているので、しばらく様子を見てみましょう。

【円形脱毛症は治るものなの?】

円形脱毛症にも種類があり、脱毛の状態によって自然治癒するもの、治療が必要になってくるものに分けることができます。
単発型と言われる脱毛斑が1か所の場合、または数か所ある多発型でもその範囲が狭ければシャンプーで頭皮改善を行うことも

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